●すずらんの毒●
ご存知の方も多い通り、すずらんは可愛らしい外見と発する良い香りに似合わず
「コンバラトキシン」などの有毒物質を持っています。
すずらんに限らずユリ科の植物の殆どは有毒物質を含んでおり、
全体的に毒を有していますが、特に根の部分が強くなっています。
心臓発作や麻痺を引き起こして、すずらんを活けてあった水を飲んだだけで命を落とした人もおり、大変危険な毒と言えます。
少し手で触れて、何気なく舐めてしまったりしない様に自分達や子供は勿論、ペットにも誤って飲まない様に注意して下さい。
花の後に出来る赤い実も当然毒を含みますので、間違っても口にしない様に。
毒性を恐れられる一方で、少量の成分を用いて強心薬としても重宝されており薬用として多用されています。
薬も過ぎれば毒となる、薬と毒は紙一重と言う事ですね。
●すずらんの育て方●
暑さにさえ注意すれば育てやすい種類です、次の点に注意すれば初心者の方でも容易に育てる事が可能となっています。
■[品種]
大きく分けると「日本すずらん」とそれよりも少し大型の「ドイツすずらん」の2種が存在し、
出回っているものの殆どはドイツすずらんです。
日本すずらんの方が暑さに若干弱いので、ドイツすずらんの方が育てやすくなっています
■[種を蒔く時期]
10〜11月の涼しくなった頃が適期です。
■[置き場所]
日中は日当たりが良い場所、午後は日陰の場所に置きます。
生育温度は5〜20度と低めですので、夏は日陰に置いた方が良いかもしれません。
特に「ピンクすずらん」は日差しが強いと花の色が飛ぶ場合があります。
ただし花が咲いた状態で購入した際には、急に屋外の寒さに当てると枯れる恐れがありますので、
花が咲いている間は室内の日当たりの良い場所に置きましょう。
■[用土と肥料]
極端に気をつける必要はありませんが、有機質に富んだものが良いです。
肥料に関しても殆ど心配する事はありません、花が終わった後の6〜7月だけは週1回のペースで液体肥料を与えます。
■[水やり]
表面が乾いてきたらタップリ与えます、地植えの場合は夏を除いて相当乾かない限りは与えなくても良いでしょう。
■[植え替え]
10〜11月に植え替えます、3〜4年に1回は行ってあげましょう。
根に付いた土を落として、伸びすぎてしまった根は切り詰めておきます。
鉢植えにする際には、少し大きめの鉢を使用すると良いです。
■[病害虫]
どちらも殆ど掛かる事はありません。
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